シルクの上質感はどこからきているのか

繊維の基礎知識

どもどもTにぃです

「なめらかな肌触りで美しい光沢のある上質な素材」
といえばみなさん何を思い浮かべますか
恐らく多くの人がシルクと答えると思います

シルクは蚕の繭から採られる天然繊維繊維です
たしかに化学繊維のように工業生産はできないため価格が高くなってしまうのは当然です
では綿やウールなど他の天然繊維とは違いなぜシルクは上質な繊維という印象があるのでしょうか
それはシルクの特徴を知ることで納得できると思います

今回の記事を読むことで
・シルクとは
・シルクの上質感の理由
・シルク製品の取り扱い注意点
についてご理解いただけると思います
ぜひ最後までご覧ください

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シルクとは

シルク(絹)とは蚕の繭を解くことで採取できる天然繊維の一種です
シルクは繊維の長さが約1200mと天然繊維では唯一の長繊維です
また繊維1本1本が細く約1デシテックスほどの細さです
機能性としては吸湿性、通気性、保温性のある繊維で衣服にも向く繊維です
また綿のような植物繊維よりも動物繊維のほうが繁殖性が低いため
作ることが出来る量が少なくなり価格も高くなってしまいます
その美しい光沢と肌触りの良さで高級織物である「西陣織」の
高級帯にも使われるほどの上質な繊維として扱われています

ちなみにシルクの上質さをなんとか人工的に再現できないかと
開発された繊維が「レーヨン」です
なのでレーヨンは別名「人絹(じんけん)」とも呼ばれるんです

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シルクの上質感の理由

ではなぜ人工的に再現したくなるほどシルクは上質感があるのでしょうか
それは冒頭の「なめらかな肌触り」と「美しい光沢」といえるでしょう

なめらかな肌触りの理由はその繊維の細さです
さきほどの通り繊維1本が約1デシテックスとかなり細いんです
また長繊維であることから表面もつるつるしています
これらのことから触感に毛羽感が少なくなめらかな肌触りとなっています

美しい光沢の理由は繊維断面の形です
実はシルクの繊維断面は三角形となっています
シルクの糸はこの三角断面繊維の集まりなので光がそこに当たることで乱反射を起こします
その乱反射していることが光沢となって見えるのです

以上2つのシルクの特徴が上質感を生み出しているといえます
シルクの上質感はあとから付与されるものではなく、もともと備え持った特徴からなんです
そこに生産量も重なって高級な素材として捉えられ今日まで愛されてきたのでしょう

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シルク製品の取り扱い注意点

そんなシルクですが取り扱いには注意すべきところがあります
それは「日光」と「虫食い」です
シルクは主成分がたんぱく質となっており紫外線に弱いといえます
紫外線により変色したり劣化したりしてしまう場合があります
またたんぱく質であるがゆえに虫食いが起こる可能性もあります
これはウールの場合と同様ですね
以上のことから保管時には日光を避け、常に綺麗にしておく必要があるでしょう
洗濯時の注意としてはシルクはアルカリに弱いため中性洗剤を使用するようにしましょう
もちろん洗濯絵表示の確認はお忘れなく

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まとめ

今回はシルクについてお話してきました
まとめると
・シルクは蚕の繭から採られる天然繊維
・繊維が細く肌触りがなめらか
・三角断面の乱反射によって美しい光沢
・取り扱いには日光と虫食いに注意
となります

シルクはクレオパトラや卑弥呼といった大昔の人たちも愛用していた素材です
古代の王族たちをも魅了してきたシルクが現在では私たち一般人が使用できるなんてなんだか嬉しいですよね
シルクは美しさの反面、繊細さも持っていることを理解して大切に使っていきましょうね

ではまた!

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