どもどもTにぃです
しまってあったお洋服を久しぶりに着ようと思ったら穴があいていたという経験ありませんか?
それ、もしかしたら虫食いかもしれませんよ
虫食いとはその名の通り害虫によって衣類が食べられてしまうことです
虫害や食害と呼ばれることもあります
虫食いの原因となる害虫にはいくつかの種類があります
またその種類によって食害する繊維もある程度分かれているんです
そして食害を受けやすいのは主に天然繊維ですが、状況しだいでは化学繊維も食害を受けないとは言い切れなくなってしまいます
今回はそんな虫食いの原因となる害虫について、虫害を受けやすい素材、虫害を受けやすくなる要素について解説していきます
この記事を読むことでお洋服を食害されにくくする方法がお分かりいただけると思います
ぜひ最後までご覧ください
虫食いの原因となる害虫とは?
私自信が虫が苦手なこともありまして、今回は害虫の写真は載せずに解説します(笑)
写真で姿を確認したい方は調べるとすぐ出てきますのでお手数ですがご自身で検索ください…
【ヒメカツオブシムシ、ヒメマルカツオブシムシ】
カツオブシムシ類はウールやシルク、皮革などを食害するものとして知られています
特にヒメカツオブシムシはシルクをヒメマルカツオブシムシはウールを食害するといわれています
温湿度の高い6月〜10月が最もカツオブシムシ類による食害が起きやすい時期です
逆に秋以降は温度が下がるに従って活動が鈍りヒメカツオブシムシは10℃以下、ヒメマルカツオブシムシは4℃以下になればほとんど静止状態となります
ヒメマルカツオブシムシは白いものを好む習性があるようですので、外で干した白物を取り込む際には注意しましょう
【イガ、コイガ】
イガ類もウールやシルク、皮革、羽毛を食害するといわれています
特に毛皮をよく食害するといわれています
イガ類に関しては高温低湿の状態でも被害が拡大する傾向にあります
また幼虫期間が短く、一年の間に何回も羽化することで繰り返し発生してしまうので注意が必要です
これらの害虫の幼虫が食害を起こします
幼虫は姿が小さいので注意して確認してくださいね
虫食いされやすい素材は?
虫害を受けやすい繊維は基本的には天然繊維です
特にウール、シルクなどの動物繊維がおかされやすいといわれます
また毛皮や羽毛などの動物性のものも同じく危ないです
また綿や麻などの植物繊維も食害を受ける可能性があります
自然界に存在するものは害虫の餌になり得るということですね
動物繊維と植物繊維に関しては下の生地で詳しく解説していますのでぜひご覧ください
繊維ではありませんが、動物の剥製や煮干しなどの乾燥食品も食害を受ける可能性があります
食品に関しては密閉容器に保管する必要がありそうですね
化学繊維でも油断禁物
実は天然繊維だけではなくナイロンなどの化学繊維も状態によっては食害を受ける可能性があります
天然のものを餌にするのはイメージできますが、人工的に作られたものも食害するのはイメージしにくいですよね
化学繊維の種類に関しては下の記事で解説していますのでぜひご覧ください
ではどのような状態が食害を受けやすくなるかというと、それは汚れが付着している場合です
具体的には皮脂汚れが付着している場合や、牛乳や果汁などの食べこぼしが付着した場合が挙げられます
皮脂や牛乳には動物繊維と同じくたんぱく質が含まれています
また果汁には害虫が好む蜜と同じ糖が含まれます
これらのことから皮脂や食べこぼしが付着した衣類を放置しておくと例え化学繊維であろうと虫害を受けやすくなってしまうんです
また害虫はホコリを好む習性がありますのでホコリの多いところに生息します
ホコリが溜まったところで衣類を保管していると食害を受ける可能性が高まってしまうのです
食害を受けにくくするためにはこれらに注意する必要があります
衣類も保管場所も清潔に保つことが大切になってきます
清潔にするというのは衣類を取り扱う上での基本ではありますが、その基本が重要なんですね
衣類の状態と保管状況には気をつけましょうね
まとめ
今回は虫食いについて解説してきました
タンスの中にしまっておいて気付いたら大変なことになってしまう可能性がある虫害
姿が小さいのでしまうときには気付きにくく、気付いたときにはもう手遅れという場合が多いです
そのような惨事にならないためにもしっかりと予防をすることが大切です
①害虫を持ち込まない
②衣類、保管場所を清潔に保つ
③防虫剤を使用する
これらによって大切なお洋服を守っていただければと思います
ではまた!
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