どもどもTにぃです
みなさんはクリーニング後のカバーは外して保管していますか?
それともカバーをつけたまま保管していますか?
おそらくクリニング後の衣類を受け取る際に店員さんから
「カバーは外して保管してください」
と毎回言われていると思います
「なんでカバーを外さなきゃいけないの?」
「ホコリがつかないようにカバーしたままで保管したい」
と思われる方も多いと思います
しかし店員さんが毎回外してというのにはきちんと理由があるんです
カバーをつけたまま保管してしまうと後々大変なことになってしまう可能性も・・・
というわけで今回はクリーニング後のカバーについてお話していきます
この記事を読むことで下のようなことがお分かりいただけると思います
ぜひ最後までご覧ください
クリーニング後のカバーを外すべき3つの理由
【乾燥が不十分で化学やけどの可能性がある】
現在ドライクリーニングで使用されている溶剤のほとんどが石油系溶剤です
この石油系溶剤は優しく洗浄できるメリットがある反面乾燥しにくいというデメリットもあります
この石油系溶剤が乾燥しきらずに衣類に残ってしまい直接皮膚に長時間触れてしまうと化学やけどを起こしてしまう可能性があるんです
もちろんクリーニング店の方はそのようなことが無いようにしっかり管理されていると思います
しかし相手も人間である以上は万が一という可能性も0ではありません
そのようなことにならないためにもカバーを外す方が良いでしょう
【湿気がこもりカビが発生する可能性がある】
クリーニング後のカバーはフィルムのものが多いと思います
フィルムでは通気性がないため空気の入れ替わりが少なく場合によっては湿気が溜まってしまいます
そうなるとそこにカビが発生してしまう可能性があるんです
長期間の保管では通気性はとても大切になってきます
湿気を溜め込まないためにもカバーは無いほうが無難です
【カバーの材料次第では変色の可能性がある】
カバーの材料に酸化防止剤が使用されている場合があります
この酸化防止剤が窒素酸化ガスと反応して衣類を変色させてしまう可能性があるんです
酸化防止剤が使用されているカバーなのかは正直なところ私達に見分けることはできません
この変色を避けるためにはカバーをしないことが最も簡単で手軽な方法と言えます
通気性を考慮した不織布カバーはOKか?
通気性を考慮した衣類カバーとして不織布のカバーがあります
たしかに不織布であればフィルムのカバーよりも通気性があると思います
とは言えカバーをしていない方がより通気性があることには間違いありません
また片面フィルム片面不織布のカバーもありますが、それではそこまで対策になるとは思えません
やはりカバーをしていないに勝るものはありませんが、強いていうのであれば全面不織布のカバーであればまだリスクは軽減できると思います
クリーニング後の保管方法はどうすればいいの?
クリーニング後の衣類の保管方法としては、やはりカバーをしない状態に勝るものはないと思います
なので基本的にはカバーをしていない状態が良いといえるでしょう
特に白物に関しては黄色く変色する可能性があるのでカバーは必ず外してください
また先程の窒素酸化ガスは身近なところで石油ストーブを使うときに発生する場合があります
よって衣類を保管する場所の近くでは石油ストーブを使用することは避けましょう
それでもどうしてもホコリやシワが気になるという場合には不織布カバーを使用すると良いと思います
可能であれば1〜3日程度風通しの良い場所で乾燥させてから不織布カバーをすると良いでしょう
そして大前提ですが衣類を保管する場所は風通しが良いところで直射日光が当たらないところが良いです
基本的にクローゼットであれば大丈夫だと思いますが念のため意識しておきましょう
まとめ
今回はクリーニング後のカバーについてお話してきました
やはり店員さんが言うようにカバーを外して保管するのが一番良いと思います
ただ最近では衣類保管グッズはいろいろ出てきているので、いろいろ試してみる価値はあると思います
「通気性がある」「直射日光が当たらない」この2つのキーワードを意識できればそう大きな問題になることはないと思います
基本的な考え方を理解した上でご自身に合った方法を探していただければいいと思います
ではまた!
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