エコテックスとは?スタンダード100について解説

エコテックスお役立ち情報

どもどもTにぃです

みなさんエコテックス®スタンダード100という言葉を聞いたことはあるでしょうか?

一般の方で聞いたことがある方は少数ではないかと思います
繊維業界で働く方は一度は聞いたことがあるのではないでしょうか

エコテックス®スタンダード100とは人体への影響がある有害物質を使用していない安全な繊維製品であることを証明する認証制度のことです
エコテックス®スタンダード100は「エコテックス認証100」や略して「エコテックス」と呼ばれたりもします

人の肌に直接触れたり、ときには赤ちゃんが口に入れてしまったりすることもある繊維製品
繊維製品の安全性への関心、要求は日々高まっています
そんな中、注目されているのがエコテックススタンダード100です
エコテックス®スタンダード100の認証マークが表示されている繊維製品は安全であることが証明されているものです
そう思うと結構重要なマークなんだと思いますが、認知度が低いのが現状です

今回はそんなエコテックス®スタンダード100を知っていただくために解説していこうと思います

今回の記事を読むことで分かること

・エコテックス®スタンダード100とは
・エコテックス®スタンダード100の必要性
・エコテックス®のその他の認証

ぜひ最後までご覧ください

  

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エコテックス®スタンダード100とは

エコテックス®スタンダード100

人の健康に害を与える有害物質を含んでいないことを保証する認証

エコテックス®スタンダード100は、ヨーロッパを中心に世界16カ国の試験研究機関で構成するエコテックス国際共同体が定めた、繊維製品に対する国際的な安全基準です
つまり繊維製品の安全性を保証する世界基準の規格ということですね

エコテックス®スタンダード100は、世界各国の法律などによって使用が規制されている有害物質に対して、検査や分析を行い全てが規制値を下回っていることを確認されたものに対して与えられます

規制対象物質はホルムアルデヒド、重金属、残留農薬など350種類以上で広く網羅されているのが特徴です

認証対象は川上から川下までのあらゆる繊維製品で、衣類の身生地だけではなくボタンやタグなどのパーツなどの関連製品も対象となっています
また物だけではなく、染色加工などの途中工程も対象となっており、繊維製品関するあらゆるモノ、コトが対象となっています

認証までには書類審査、分析試験、監査と入念にチェックされます
また認証の有効期限が1年間となっており、毎年更新が必要となります
継続していくにはかなりの労力と費用がかかることになりますね
言い換えればエコテックス®スタンダード100を取得している製品がある企業は、それだけ安全性に対する本気度がある企業であるということになりますね

  

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エコテックス®スタンダード100の製品クラス

製品の用途によって求められる安全性のレベルが異なります

上の図のように4つのクラスに分類され、乳幼児が触れるものがクラスⅠと最も厳しいレベルとなっています

エコテックス®スタンダード100の中でも4つのレベルに分類されているということを覚えておいていただければと思います

  

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国によってバラバラな規制をすべてクリアするのがエコテックススタンダード100

世界各国のそれぞれの法律によって様々な化学物質が規制されていますが、実はこの規制内容は統一されていません

例えばホルムアルデヒドは皮膚障害を起こす懸念があるとして日本ではその使用が規制されています
しかしアメリカではホルムアルデヒドは規制の対象になっていません
これではアメリカではOKなものでも日本ではNGとなってしまう可能性があります
日本では危険とされているものがアメリカでは普通に売っているという現象が起こってしまうのです

各国の規制内容はバラバラであり統一されているものではないということですね

そこで世界共通の安全基準として認識されているのがエコテックス®スタンダード100です
エコテックス®スタンダード100で対象としている化学物質は350種類以上と広く網羅されています
なのでエコテックス®スタンダード100認証マークがある製品はどの国においても安全性が保証されていることになります

バラバラの規制対象を1つの認証で全て網羅しているエコテックス®スタンダード100は非常に有益な認証制度であるといえるでしょう

  

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エコテックス®にはスタンダード100以外にも様々な認証がある

エコテックス®の認証

・スタンダード100
・エコパスポート
・デトックストゥゼロ
・ステップ
・レザースタンダード
・メイドイングリーン

エコテックス®にはスタンダード100以外にも様々な認証があります

それぞれ簡単に説明していきますね

【エコパスポート】
染料・助剤など化学薬剤の認証
繊維製品を作る中で最も有害物質が含まれる可能性が高い染料や助剤をはじめとする化学薬剤の安全性に関わる認証です

【デトックストゥゼロ】
排水に関する適合性確認
工場からの有害物質排出を世界レベルでゼロにすることを目的とした認証です

【ステップ】
サステナブルな生産現場の認証
繊維製品を生産する工場や企業がいかに持続可能な体制であるかを証明する認証です
工場で働く人や環境を守ることを目的としています

【レザースタンダード】
皮革製品の安全認証
一般的に安全確保が比較的難しいとされる皮革製品にも安心、安全を保証することを目的とした認証です

【メイドイングリーン】
エコテックス®が誇る、最高峰の認証
メイドイングリーン取得にはスタンダード100とステップが必要不可欠となります
その上でトレーサビリティ(製造履歴)が確認できサプライチェーンが開示される必要があります
そしてそれらの情報は下げ札のQRコードを読み込むことで誰もが確認することができるようになっています
まさしく素材から、生産背景、製品までが最高の安全、優しさで紡がれた証ですね

  

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まとめ

まとめ

・人体に害を与える有害物質を含んでいないことを保証する認証
・用途によって安全性のレベルが4つに分けられ、乳幼児製品のクラスⅠが最も厳しい基準
・世界各国バラバラの規制対象を1つの認証で全て網羅している
・スタンダード100以外にも様々な認証がある

今回はエコテックス®スタンダード100について解説してきました
日本ではまだまだ認知度が低い認証制度ですが、世界基準であり非常に有益な認証制度だと感じています
実はヨーロッパではエコテックス®スタンダード100が購入を決定する要因になる場合があるそうです
日本では数は少ないですがエコテックス®スタンダード100認証製品も存在しています
今後普及していき、製品の数が増えていくことで繊維製品の安全性がより高まっていくと良いと思います
今回を機にぜひエコテックス®スタンダード100認証製品を探してみてください

ではまた!

  

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