owfとは?owfの求め方、owsとの違いについて解説

繊維製品の基礎知識
この記事はこのような人にオススメ!

・owfってなに?
・owfはどうやって求めるの?
・owfとowsはどう違うの?

どもどもTにぃです

「owf」という言葉をご存知でしょうか?

owfとは特に染色加工の際に使用される言葉で、染めるものに対して染料がどのくらい必要かを表すものです

owfはその意味をしっかり理解していないと間違った量の染料で加工してしまい、きれいに染まらないなどの大きなミスにつながってしまう可能性があります

また似たような言葉で「ows」というものもあり、これも染料の必要量を表すものですが、owfとは異なるものなので注意が必要です

今回はそんなowfについて解説していこうと思います

この記事を読むことでowfとは、その求め方、owsとの違いについてお分かりいただけ、owfについての理解が深まると思います

ぜひ最後までご覧ください

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owfってなに?

owf

・on the weight of fiberの略
・染料の使用量を被染色物重量に対する比率で表したもの
・吸尽染色で広く用いられる

owfとは「on the weight of fiber」の略で染色加工における濃度表示の一つで、染料や助剤などの使用量を染色物の重量に対する比率で表したものです
つまり「染める生地の重さに対して必要な染料の量を%で表したもの」ということです

このowfと過度に異なる量の染料を入れてしまうと、色が薄かったり濃かったりと狙った通りの色に上がらない可能性が高くなります
またあまりにも染料が多すぎる場合には染色堅牢度が悪くなってしまう場合もあります
染色堅牢度に関しては下の記事で解説していますので、ぜひ合わせてご覧ください


owfは染色加工の中でも液流染色やジッガー染色などの吸尽染色で広く用いられる表示方法とされています

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owfはどうやって求めるの?

owfの求め方

・被染色物の重量に対する比率
・生地1000g 0.5%owf 染料=5.0g

それではowfから必要な染料の量を求める方法の説明をしていきます

「RED 0.5%owf」と記載されている場合があるとします

owfのポイントは染液に対する濃度を表すものではなく、染める対象物の重量に対する比率を表したものという点です
つまり染液に対して0.5%の濃度にするわけではなく、染めるものの重さに対して0.5%の量を入れるということです

上記の染料で生地1000gを染める場合であれば、1000g×0.5%=5.0gということになります

理解してしまえば難しいことは何もありませんが、正しく理解していないと大きな間違いになる可能性がありますので、しっかり理解していただければと思います

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owfとowsはどう違うの?

ows

・on the weight of solutionの略
・溶液の重量に対する比率で表したもの
・「g/l」「g/100g」「g/kg」で表示

owfに似たような言葉で「ows」というものもあり、実はこちらも染色加工における濃度の表示方法の一つです

このowsがあるために混同してしまい、少しややこしくなってしまう場合がありますので違いを理解してもらえるよう解説していきます

owsとは「on the weight of solution」の略です

こちらは染料や助剤などの使用量を、溶液の重量に対する百分率(g/100g)や千分率(g/kg)で表したものです
ただし一般的には容量千分率(g/l)で表示されることが多いとされます

つまりowsは染料の使用量を染液中の濃度で表したものということです
染色物の重量に対する比率で表すowfとは違うことをご理解いただけると思います

owsは連続染色などで用いられる場合が多いとされています

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まとめ

まとめ

・owfは染料の使用量を染色物の重量に対する比率で表したもの
・生地1000g 0.5%owf 染料=5.0g
・owsは染料の使用量を溶液中の濃度で表したもの

今回はowfについて解説してきました

owfとは「on the weight of fiber」の略で染色加工における濃度表示の一つで、染料や助剤などの使用量を染色物の重量に対する比率で表したものです
つまり「染める生地の重さに対して必要な染料の量を%で表したもの」ということです

owfのポイントは染液に対する濃度を表すものではなく、染める対象物の重量に対する比率を表したものという点です
生地1000gを0.5%owfの染料で染める場合に必要な染料は5.0gとなります

owfに似たような言葉で「ows」というものもあります
owsとは「on the weight of solution」の略であり、染料や助剤などの使用量を溶液中の濃度で表したものであり、owfとは異なる表示方法です

owfは染色加工においては基本的な部分ですが、owsという紛らわしい表示方法があるために混同してしまいがちです

しっかりと違いを理解していれば計算は難しいものではありませんので、ぜひこの記事を機に違いについてしっかりと理解していただければと思います

ではまた!

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