レースとは?レースの種類とそれぞれの特徴について解説

繊維製品の基礎知識
この記事はこのような人にオススメ!

・レースとは?
・レースにはどんな種類があるの?
・レースにはどんな特徴があるの?

どもどもTにぃです

「レース」をご存知でしょうか?
「透けるくらい薄くて頼りなさそうな生地」「ひらひらしててかわいいパーツ」などレースに対する印象は人それぞれあると思います

そんなレースにも実は多くの種類があることをご存知でしょうか?
レースはそのつくられ方によって様々な種類があり、その種類によって見た目や特徴が異なるのです

今回はそんなレースについて解説していこうと思います
この記事を読むことで、レースとは、レースの種類とその特徴についてお分かりいただけ、レースについての理解が深まると思います

ぜひ最後までご覧ください

   

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レースとは?

レース

・透かし目のある地に模様を表した布地
・衣類、インテリア、装飾パーツ等に使用
・手工レースと機械レースに大別

レースとは糸を組む、編む、結ぶ、基布に刺繍するなどして、透かし目のある地に模様を表した布地のことです

レースの用途としては、レデースウエアやドレスなどの衣類関連、カーテンやテーブルクロスなどのインテリア関連、その他の装飾パーツなどが挙げられます

レースが装飾目的で本格的に用いられ始めたのが1500年代といわれたおり、当時は手編みの手工レースが貴族の間で流行になったとされています
その後1800年代にはリバーレース機を使用した機械レースが生まれたことで生産量が増え安価となり、多くの一般市民でも手に入るようになり一気に普及したとされています

現在でも手工レースと機械レース共に存在していますが、生産量や流通量としては圧倒的に機械レースが多くなっています

   

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レースにはどんな種類や特徴があるの?

レースの種類

・ボビンレース
・編レース
・刺繍レース

機械レースはその中でもさらに「ボビンレース」「編レース」「刺繍レース」に分類されます

それぞれ解説していきます

   

ボビンレース

ボビンレース

・糸を組むことでつくるレース
・トーションレース
・リバーレース

ボビンレースとは糸を組むことでつくるレースのことです
ボビンレースには「トーションレース」「リバーレース」などの種類があります

【トーションレース】
トーションレース機によってつくられる粗い目のレースのこと
組紐のように8の字に回転させ糸を交錯させながら柄をつくりだしていきます
使用糸、ガイドバー、速度の調整などにより一層複雑な柄をつくり出すことも可能となります
縁飾りとしてテーブルクロス、ファンデーション、アウターなどに広く用いられています

【リバーレース】
リバーレース機によってつくられるレースのこと
ごく細い糸をいろいろな模様に撚り合わせてつくられる
繊細優美であり、高級な手工レースと比較しても遜色がないのが特徴
糸を数多く使用し、複雑な組織をつくる上に、機械の速度も遅いため高価になりやすい

   

編レース

編レース

・編機でつくるレース
・ラッセルレース
・トリコットレース

編レースとは編機でつくられるレースのことです

編レースには「ラッセルレース」や「トリコットレース」などの種類があります
ラッセルレースはラッセル編機で、トリコットレースはトリコット編機でつくられ、共に経編機とされています

特にラッセル編機によるチュール編やマーキゼット編、さらにこれにジャカード装置を付けた編機でつくるレースが主流とされています

編みながら柄を出しており、薄く平らに仕上がるのが特徴で、比較的早いスピードで編まれるため安価となりやすい傾向です

経編に関しては下の記事で解説していますので、ぜひ合わせてご覧ください

   

刺繍レース

刺繍レース

・基布に刺繍を施すレース
・刺繍レース
・ケミカルレース

刺繍レースとは基布に刺繍を施すことで柄を出すレースのことです
エンブロイダリーレースとも呼ばれます

このレースには生地がそのまま残ったものと、生地が完全に溶けて刺繍糸だけが残ったものがあり、前者を「刺繍レース」後者を「ケミカルレース」といいます

【刺繍レース】
基布に刺繍を施し、基布を残したまま使用するレースのこと
エレガントかつ軽やかな素材感と透け感があり非常に美しいレースとされます
ベールやドレス等によく使用され、ウェディングファッションではその美しさが人気の要素となっています
デザインのワンポイントとして利用されることも少なくなく、特に透け感が強いものは重ねたり、他の生地と合わせて使用する場合もあります

【ケミカルレース】
基布に刺繍をした後に、基布を除去し刺繍部分だけを残したレースのこと
細い糸による繊細なレースから、太い糸を使った立体感のあるレースまで様々なレースがつくられます
他のレースとは異なり1つずつカットされるため、小物や洋服の衿などにワンポイントとして使われたり、カットして縁飾りに用いられたりします
以前は化学処理で刺繍後の基布を溶解していたため、ケミカルレースの名称が生まれましたが、現在では水溶性ビニロンを使用した基布をお湯で溶解処理することが多いです
ビニロンに関しては下の記事で解説していますので、ぜひ合わせてご覧ください

   

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まとめ

まとめ

・レースとは透かし目のある地に模様を表した布地のこと
・手工レースと機械レースに大別
・ボビンレース、編レース、刺繍レースがある

今回はレースについて解説してきました

レースとは糸を組む、編む、結ぶ、基布に刺繍するなどして、透かし目のある地に模様を表した布地のことです

レースは手工レースと機械レースに大別され、現在では生産量や流通量から機械レースが主流とされています

機械レースにはボビンレース、編レース、刺繍レースがあり、ボビンレースにはトーションレースやリバーレースなど、編レースにはラッセルレースやトリコットレースなど、刺繍レースには刺繍レースやケミカルレースなどの種類があります

レースはあらゆるアイテムに使用されている素材であり、皆さん一度は目にしたことがあると思います
そんなレースにもこれほど多くの種類があったことには驚きだったのではないでしょうか

レースはそれ単体で主素材として使用される場合もあれば、装飾パーツとして引き立て役となる場合もある万能型の素材だと思います

ぜひ今回を機にレースにも注目していただき、それぞれの違いなどを見てみてはいかがでしょうか

ではまた!

   

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