どもどもTにぃです
伸縮性のある繊維としてメジャーなポリウレタン
コンプレッションウエアや水着、ウエストのゴム部分など幅広いアイテムに使用されている繊維です
ストレッチ性のある衣類であればかなりの確率でポリウレタンが使用されているでしょう
現在ではポリウレタンに代わるストレッチ繊維が出てきていますが、それでもなおポリウレタン人気は根強く多くの製品に使用されているのが現状です
そんなポリウレタンですが実はとてもデリケートな繊維なんです
弱点がとても多く、取り扱い方法を間違えると劣化してそのストレッチ性が無くなってしまう場合もあります
ウエストのゴム部分が伸びてしまってゆるゆるになってしまったという経験はありませんか?
それはゴム部分に使用しているポリウレタンが劣化してしまったことが原因かもしれません
今回はそんなポリウレタンについて特徴と取り扱いの注意点について解説していきます
この記事を読むことでポリウレタン製品の正しい取り扱い方法が分かり、少しでも衣類の寿命を長くすることができるかもしれませんよ
ぜひ最後までご覧ください
ポリウレタンの特長
【伸縮性がある】
ポリウレタンの一番の特徴といえば伸縮性です
伸び縮を出すためにポリウレタンを使用します
伸縮性は心地よい着用感に必要不可欠な要素ですね
【シワになりにくい】
伸縮性があり柔らかい生地になることでシワになりにくくなります
これは衣類の美観という点で特長となりますね
着用頻度が高いものでは特にシワになりにくいのはありがたいですね
【比較的軽量】
ポリウレタンは比較的軽量な繊維です
なので軽さを求められるスポーツウエアに向いています
そして伸縮性もあることでより一層ポリウレタンのメリットが活かされます
【他の繊維と合わせて使用可能】
ポリウレタン繊維は他の繊維と合わせて使用されることが多い繊維です
ポリエステルとポリウレタン、ナイロンとポリウレタン、綿とポリウレタンなど組合せは様々です
これらの場合ポリウレタンの糸の周りに他の糸を巻きつけることで合わせて使用します
これらの特長を活かして多くのアイテムに使用されているので、あなたもポリウレタンを使ったアイテムをきっと持っていますよ
ポリウレタンの弱点
ポリウレタンはとてもデリケートな繊維です
上記のようにとても弱点が多く、これらの影響で繊維が劣化してしまい伸縮性が失われてしまいます
もともと通常の環境でもポリウレタンは加水分解してしまうのでそこまで丈夫な繊維ではありません
しかしそれが上記の弱点によってさらに寿命が短くなってしまう可能性があります
とても優れた性能があるのですが、その反面弱点が多く取り扱いには注意が必要な繊維なのです
優れものの泣き所ですね
ポリウレタン製品取り扱いの注意点
【洗濯、脱水は優しく】
洗濯や脱水時のダメージは劣化のスピードに影響してしまいます
洗濯ネットに入れてデリケードコース、脱水時間短めをおすすめします
【風通しの良い日陰で干す】
日向で干してしまうと紫外線によって劣化が進んでしまいます
また濡れた状態での放置も良くありません早めに乾かしましょう
【塩素系漂白剤は使用しない】
塩素が弱点のため塩素系漂白剤の使用は避けたほうが良いでしょう
またプールでも塩素を消毒目的で使用している場合があります
プールで使用した水着も水道水で早めに塩素を洗い流すことをおすすめします
【保管は清潔な状態で湿度に注意】
衣類に皮脂が残っている状態での保管は劣化速度に影響します
またカビの発生しやすい場所も保管する環境としては良くありません
保管状態と保管場所にも気をつけましょう
まとめ
今回はポリウレタンについてお話してきました
ポリウレタンはその伸縮性から本当に多くのアイテムに使用されています
ポリウレタンを使用したアイテムはみなさん必ず持っているといえるくらいです
それくらい多く流通しているものなので、みなさんにはポリウレタンの特徴と取り扱いの注意点を知っていただきたく今回解説してきました
優れたものではありますが、弱点も多く正しい取り扱いの知識が必要な繊維でもあります
正しく扱うことで長く使用していけますので、ここで説明したことをぜひ今後は意識していただければと思います
衣類の寿命ははその衣類を扱う人がどのように扱うか次第です
ぜひとも長く使っていけるようにしていただきたきたいと思います
ではまた!
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