ポリエステルとは?種類、特徴について解説

ポリエステル繊維の基礎知識

どもどもTにぃです

この記事はこのような人にオススメ!

・ポリエステルってなに?
・ポリエステルにはどのような種類があるの?
・ポリエステルの特徴は?

私たちが普段着ている衣類で最も使われる繊維の一つとしてポリエステルがあります

ポリエステルは衣類だけでなくインテリアファブリックや産業資材などにも使用され、幅広い分野で活躍する汎用性の高い繊維です

そんなポリエステルですが、実はいくつか種類があるのはご存じでしょうか?

ポリエステルとは厳密には総称を指す言葉であって、その中にはいくつかの個別の繊維が含まれています

私たちが普段ポリエステルと呼んでいる繊維は、実はポリエステルの中のある特定の繊維のことなんです

今回はそんなポリエステルについて解説していこうと思います

この記事を読むことで、ポリエステルとは、その種類と特徴についてお分かりいただけ、ポリエステルについての知識が深まると思います
  

ぜひ最後までご覧ください

 

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ポリエステルとは

ポリエステル とは
ポリエステル

・エステル結合で連結されたポリマーからなる繊維の総称
・PET、PTT、PBT、ポリ乳酸、ポリアリレートなどが含まれる
・一般的にポリエステルはPETを指す

ポリエステルとは主鎖が主としてエステル結合(-COO-)で連結されたポリマーからなる繊維の総称です

つまりエステル結合という繋がり方で連なる構造を持った繊維であればポリエステルに含まれるということですね

この定義でいくとポリエステルには「ポリエチレンテレフタレート(PET)」「ポリトリメチレンテレフタレート(PTT)」「ポリブチレンテレフタレート(PBT)」「ポリ乳酸」「ポリアリレート」などの繊維が含まれます

なのでポリエステルと言っても特定の繊維を指す言葉ではなく、共通の分子構造を持つ繊維群の総称を指す言葉なのです

では私たちが普段からポリエステルと呼んでいる繊維は一体どれでしょうか?

答えは「ポリエチレンテレフタレート(PET)」です

なので一般的にはポリエステルと言った場合にはPET繊維のことを言うことが多いですね

ではそのPET繊維について解説していこうと思います

  

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PET繊維とは

PET
PET繊維

・テレフタル酸とエチレングリコールからつくられる合成繊維の一種
・世界で最も多く生産される繊維で三大合成繊維の一つ
・長繊維、短繊維ともに使用量が多く、幅広い分野で活躍する

PET繊維はテレフタル酸とエチレングリコールからつくられる繊維のことで、合成繊維の一種です

合成繊維については下の記事で解説していますので、合わせてご覧ください

  
PET繊維は世界で最も多く生産されている繊維であり、三大合成繊維の一つでもあります

それだけ私たちの身の回りにはPET繊維を使用している製品が多くあり、最も身近な繊維の一つということですね

長繊維と短繊維の生産量はほぼ同じであり、衣類だけでなくインテリアファブリック、産業資材などそれぞれが幅広い分野で活躍しています

ポリエステルは扱いやすく非常に便利な繊維であることからあらゆる場面で使用されています

  
ちなみにPETとは 「PolyEthylene Terephthalate」の頭文字を取った略称です

お気づきの方もいると思いますが、PETボトルのPETとはこれのことです

つまりポリエステルの服とPETボトルは原料が同じということなんです

なので使用済みPETボトルをリサイクルして服を作るということが可能なのです

PETのリサイクルに関しては下の記事で解説していますので、合わせてご覧ください

  

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PET繊維の特徴

ポリエステル 特徴
PET繊維の特徴

・基本的な力学特性が優れる
・耐熱性があり加工性が良好
・ハリコシが優れシワになりにくい
・他繊維との相性が良い
・吸湿性、吸水性が低い
・染料との化学的親和性が乏しい
・クリーニングによる再汚染がしやすい

PET繊維は強度や伸び、耐摩耗性などの基本的な力学特性が優れており、多くの項目で平均よりも優れている繊維と言えます

また耐熱性も比較的高く、熱可塑性であることから嵩高加工やプリーツセットなど各種の熱加工を高温で行うことができ、安定したセットが得られます

他繊維との相性も良く、綿、麻、羊毛、レーヨンなどと良く馴染み、混紡糸や複合素材として相手素材の長所を活かし欠点を補完します

一方で、疎水性の繊維であり吸湿性や吸水性が低く、蒸れやすい、汗を吸いにくい、静電気が発生しやすいなどの短所もあります

また染料との化学的親和性が乏しいため、物理的に染料を押し込んで染め上げる方法が主にとられますが、再度熱をかけると染料が繊維表面に移動し色移りを起こす可能性があります

そしてPET繊維はクリーニング時に再汚染しやすいという欠点もあります
クリーニング中に他の繊維から脱落した油性の汚れが付着しやすく、特に白物であるとクリーニングに出したのに、くすんだ色になって返ってくるというケースがあったりするので注意が必要です

 

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まとめ

まとめ

・ポリエステルとはエステル結合で連結されたポリマーからなる繊維の総称
・PET、PTT、PBT、ポリ乳酸、ポリアリレートなどが含まれる
・ポリエステルと言う場合一般的にPETのことを指す場合が多い
・PETはテレフタル酸とエチレングリコールからつくられる合成繊維の一種
・汎用性が高く便利な繊維だが、疎水性であり染色性が低いなどの欠点もある

今回はポリエステルについて解説してきました

ポリエステルとはエステル結合で連結されたポリマーからなる繊維の総称のことで、PET、PTT、PBT、ポリ乳酸、ポリアリレートなどが含まれます

一般的にポリエステルと言うとPETを指すことが多いです

PETはテレフタル酸とエチレングリコールからつくられる合成繊維の一種で、世界で最も多く生産されている繊維です

汎用性が高く非常に便利な繊維ですが、疎水性であるため蒸れやすい、汗を吸いにくい、静電気が発生しやすいなどの欠点があります

また染料との化学的親和性が乏しい、クリーニングによる再汚染が起こりやすいなども注意点もあります

ポリエステルは平均点が高く、万能な繊維であるため非常に多くの用途で使用されています

皆さんがお持ちの衣類にも必ず1着くらいはポリエステルのものがあると思います

ポリエステルほど身近な繊維でも、今回の内容を知らなかったという人は案外多いのではないでしょうか?

知っているようで実はあまり知られていない繊維に関する知識をこれからも発信していきます

ではまた!

 

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